4月末に,新しいUbuntuのLTSがリリースされました。
遅くなってしまいましたが,変更点などを見ていきたいと思います。

コードネームについて
今回のバージョンのコードネームは,「Resolute Raccoon(決意の固いアライグマ)」です。
最近のコードネームに出てくる動物は日本だと聞き慣れないものでしたが,久しぶりに一般的な動物がでてきましたね。

変更点
外観はGnomeのバージョンが変わった程度です。
内部的には,一部のパッケージがC言語製からRust製に置き換わっているようです。
外観
Gnomeのバージョンが更新されたので,当然外観も若干変わっています。


タスクマネージャーの変更
これまでのタスクマネージャーアプリが,別のものに置き換わりました。
UIもアイコンも変わっています。

個人的には新しい方が好きですね。プロセスと同時にメモリ使用率とかのグラフが見えるのが好みです。
勝手にアップデートされるようになった
これまではアップデートがあったときは,自動的にアプリのアップデート画面が起動してきて,そこからボタンを押してアップデート処理が走る形式でしたが,勝手にアップデートされるようになっているようです。
これまでより邪魔に思うことは少なくなりそうですが,逆にいつアップデートしたかを意識したい派の人には不満を抱かれそうな機能ですね。

ミドルクリックでのクリップボードが使えなくなった
Ubuntu含め,Linuxでは通常のクリップボードのほかに,文字を選択しただけでコピー,ミドルクリックで貼付けできるクリップボードがありましたが,このバージョンから使えなくなりました。
自分は多用しているので,非常に不満です。
調べたところ,解決策はあるようです。
こちらのサイト(https://gihyo.jp/admin/serial/01/ubuntu-recipe/0908#sec4)によると,以下のコマンドでいけるらしいです。
gsettings set org.gnome.desktop.interface gtk-enable-primary-paste true
救済措置があって助かりました。
日本語環境
日本語表示は問題なくできます。
日本語入力も,Ctrl+SpaceでMozcを有効化すれば,あとは半角全角キーを押せば日本語入力できます。


メモリ使用量
今回も起動直後のメモリ使用量を計測しました。
前回のバージョンであるUbuntu25.10では,1263MBとなっていますが,このバージョンではどうでしょうか。
結果は画像の通り,1208MBでした。

前回との差は誤差程度ですので,特段増えたわけでも減ったわけでもないと言えるでしょう。
最近メモリ高騰がすごいので,増えていなくて安心しました。

感想
今回は,新しいUbuntuのLTSのバージョンを触ってみました。
最近はZorinがだいぶWindowsに寄せてきていますが,こっちは相変わらずシンプルで,カスタムのしがいがあるなと感じました。
Windowsからの移行であればもっと適したOSがありそうですが,Ubuntuはとにかく無難なイメージです。
初心者というより,迷ったらとりあえずUbuntu入れるくらいの用途に十分すぎるものだと思います。
最近のUbuntuはセキュリティまわりに力を入れているように感じるので,ぜひこれからも安心して使えるOSとして開発を頑張っていただきたいです。



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