自分は現在メインOSにMXLinuxを利用しているのですが,あるとき突然アップデートできなくなりました。
そのときに自分が行った解決方法について書いていこうと思います。
何が起きた?
自分はPlasma版を利用しているため,パッケージ管理はKDEの「Discover」で行っていました。
そして,更新アイコンがタスクバーに表示され,「アップデートが利用可能です」と書かれているため,Discover上でアップデートしようとしました。
ちなみに,インストールしたばかりのときからDiscoverを起動するたびにエラーが出ていましたが,その状態でも普通にソフトのインストールはできていたので放置していました。
しかし,ある時アップデートしようとするとエラーが表示されてアップデートに失敗したと表示されるようになってしまいました。
仕方ないからコマンドでやるかぁと思ってコマンドで試してもだめでした。
そんな状態が続いて1週間位続いて,流石にまずいなと思っていた時,エラーを再確認したとこと「yamagata〜」と書かれていました。
それを見て,多分標準ではアップデートのサーバーが山形になっていて,訳あってその山形のサーバーが使えなくなっているのだろうと考え,リポジトリを変更してみたところ,直りました。
今回はそのリポジトリの変更の仕方を解説します。
今回はVirtualBox上のFluxbox版にて操作しますが,MXLinuxなら基本の動きは同じです。
リポジトリの変更
一応アップデートコマンドを走らせてみます。
やはり山形のサーバーがおかしいと表示されてうまくアップデートできません。
では,リポジトリを変更していきます。
メニューから,「MX リポジトリマネージャー」を起動します。
アップデートができない場合は「Japan, Yonezawa」になっているはずです。
山形県には米沢市があるので,ここのサーバーに問題が起きているのでしょう。
自分は岩手県民なので,多分自動的に一番違い米沢サーバーに自動で接続されていたんだと思います(MXLinuxすごい!)。
見た感じ埼玉と東京,つくばサーバーがあるようなので,今回は米沢の次に近そうなつくばサーバーに接続してみます。
「Japan, Tsukuba」を選択します。
選択したら,「適用」をクリックします。
パスワードを求められるので入力すると,反映されたと言われるので,「OK」をクリック。
あとは「閉じる」をクリックして閉じます。
アップデートコマンドを走らせてちゃんとアップデートできるか試してみましょう。
ちゃんと動いてくれました。
感想
今回は,リポジトリにアクセスできない問題をリポジトリを変更することで解決しましたが,山形サーバーに何があったんでしょうね?
PC本体のOSがおかしくなったのかと思ってビビりました…
他のサーバーもあって助かりました。
つくづくLinuxはいろいろな人の協力のもと便利に使わせていただけてるんだなーと思います。
しばらく経ったら復旧すると思うので,それまではつくばサーバーにしておこうと思います。
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