Xfceなどの環境でMac風にしようとすると，最低限ならできなくもないですが，しっかりアニメーションしてほしいならPlankなどのDockアプリを入れる必要があります。
また，その場合は上の方にタスクバーを追いやることになる場合が多いため，使いづらいと感じる人も多いと思います。
それだけでなく，Plankだとアプリケーションメニューがないし，Cairo-DockでもMacのような全画面にアプリ画面が表示される形式にはできません。
そこで今回は，Ubuntu24.04を使ってMac風の見た目にしていこうと思います。
なにをするのか
Ubuntuには標準でDockを採用しています。
ただ，標準では自動で隠れたりしないし，Dockも下ではなく左側にあります。
そこで，自動で隠れてDockを下に表示するモードに変更します。
あとは壁紙を変更してしまえばだいぶMac風になります。
この機能はGnomeのものではなくUbuntuの機能のため，素のGnomeではできません。
いい感じのGnome拡張機能があると思うので探してみてください。
設定の変更方法
右上のメニューから，設定アイコンをクリックして設定メニューを開きます。
設定メニューの左側から，「Ubuntu Desktop」を探し出してクリックします。
まずはDockを下に表示させます。
「画面上の位置」をクリックして出た選択肢の中から「下」をクリックしてください。
次に，表示されているアプリ数によってDockの幅が変わるよう設定します。
「Panel Mode」を探し出し，ボタンをクリックして無効化します。
次にDockを自動的に非表示にさせます。
「Dockを自動的に隠す」を探し出し，クリックして有効化します。
あとはいい感じの壁紙をネットからダウンロードして…
「ファイル」アプリを起動します。
ダブルクリックで「ダウンロード」フォルダを開きます。
ダウンロードした壁紙ファイルを見つけたら，右クリックして出てきたメニューから「Set as Background…」を選択します。
「Set」をクリック。
これで完成です。
だいぶMac風になったのではないでしょうか？
まとめ
UbuntuはデフォルトでそこそこMacに近いUIなので，Dockの位置を下にし，幅が自動で動き，自動で非表示になってくれるような設定にすれば，あとは壁紙をそれっぽくするだけMac風の見た目になります。
かんたんなので，ぜひやってみてください！
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