10月といえばUbuntuの最新版がリリースされますね!
次のバージョンでUbuntuの最初のリリースから20周年だそうです。
そのリリースに備え,Ubuntu24.10のBeta版がリリースされたので,見ていこうと思います。
今回のリリースについて
OSデータはこちらからダウンロードしました。
また,今回の記事で参考にしたリリースノートはこちらです。
冒頭にも書いたように,Ubuntuは24.10のリリースで20周年を迎えるようです。
LTS版ではないので9ヶ月サポートとなり,2025年7月までサポートされます。
今回のバージョンのコードネームは「Oracular Oriole」となっており,日本語訳すると「神託のムクドリモドキ」となるそうです。
しかりし色々調べてみると,「コウライウグイス」という種類もOrioleだそうで,どちらが正しいのかはわかりませんでした。
Orioleというのはこんな鳥らしいです。
とりあえず鳥だと思っていればいいでしょう。
Gnomeのバージョンは47になりました。
これくらいですね。
内部メインでわかりやすい部分はそこまで多くなさそうです。
実際に試してみた
起動ロゴ
起動ロゴの部分に「20years」と表示されていました。
ようこそ画面で早くもバグる
とりあえずインストールして起動してみたのですが…
ようこそ画面の時点でバグってうまく表示されませんでした。
Beta版なので不安定なところがあるのでしょうね。
日本語入力の確認
標準のテキストエディター使おうと思ったら,またバグってしまいました。
Firefoxはうまく起動してくれました。
右上の「ja」と書いてある部分をクリックします。
表示されたメニューから,「日本語(Mozc)」を選択します。
これで日本語入力できました。
これまで通り標準で日本語入力できるようです。
壁紙を見ていく
標準の壁紙がこちら。
ダークモードにするとこのような表示になります。
どちらも落ち着いていていいですね!
その他の壁紙は,設定メニューがバグって表示されなかったのでフォルダを参照しました。
個人的にはこの壁紙↓が好みです。
再起動などのアラートの表示が変わった
再起動したときに気づきました。
前は箱の端にボタンがあるスタイルだったはずですが,いつの間にか独立したボタンになったんですね。
新たなアプリ「SecurityCenter」
今回,アプリ一覧画面に新しいアプリを見つけたので紹介します。
こちらは,アプリごとに内部フォルダへのアクセスを制限できるアプリのようです。
スマホでなにかファイルをダウンロードしたときに「許可する」とかが表示されるやつのPC版みたいな感じです。
アプリ一覧画面から「SecurityCenter」をクリックして起動します。
初期状態では無効になっているので,有効化しておきましょう。
試しにフリー画像サイトから画像をダウンロードしてみました。
ダウンロードが始まろうとすると,Firefoxが内部フォルダへの書き込みするのを許可しますか?と聞かれます。
自分は「Allow always(これ以降許可)」をクリックしましたが,許可したくない場合は「Deny once」を選ぶことで拒否できます。
許可したところ,ダウンロードが始まりました。
自分が使うかと聞かれたらあまり使わなそうですが,セキュリティ強化という意味ではあったほうが安全かもしれません。
感想
20周年おめでたいですね!
これからも使い続けさせていただきます。
最後に紹介したフォルダへのアクセス許可についてですが,やっぱりUbuntuはタブレット対応を重視してるのかな?と思いました。
(これはGnomeについてですが)最近は電源メニューの部分とかもAndroidのようなUIになったし,通知センターもアプリ一覧画面もタブレットっぽいです。
いつか中古タブレットが手に入ったら試してみたいと思いました。
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